浴槽交換にて浴槽高を67cm(踏台からの浴槽高52cm)にすることで、浴槽またぎ動作時の足上げも容易に行えるようになり、本人及び家族の不安や身体的負担の軽減を図ることが出来る。また、浴槽横に手すりを設置することにより、浴槽またぎ動作時につかまるところも出来、手すりにつかまることで移動時や立位時のバランスを保つことが出来、浴槽またぎ動作がより安全安楽に行えるようになる。
浴槽入替及び手すり設置工事
要望
自宅の植木鉢を持ち上げたことで胸椎椎体圧迫骨折にて入院。退院後、コルセット着用となる。入浴時の浴槽またぎ動作が困難となっているので、浴槽の高さを低くするとともに手すりの設置を行うことで、浴槽またぎ動作が安全に行えるようにしてほしい。
問題点
浴槽高が75cm(自作の15cmの踏台がある為、踏台からの浴槽高は60cm)あり、腰椎椎体圧迫骨折後で前傾姿勢をとることが困難な為、浴槽またぎ動作が困難となっている。現在は近隣に住む娘付き添いにて入浴を行っているが、浴槽またぎ動作時は介助が必要となっている。腰部関節痛や体幹バランスが悪くなっており、長時間の立位保持も困難となっている為、転倒リスクも高く、本人及び家族の不安が高くなっている。
改修のポイント
改修前
改修後
年齢 | 89歳 |
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性別 | 女性 |
要介護度 | 要支援2 |
疾患 | 胸椎椎体圧迫骨折 |
障害部位 | コルセット着用 |
福祉用具 | 手すり・四点杖 |
状況 | 圧迫骨折後、コルセット着用。腰、左横腹、右大腿部~膝にかけて現在も痛みあり。 |